商品情報にスキップ
1 5

【オリジナルしおり付き】「絵本戦争 禁書されるアメリカの未来」(著・堂本かおる)

【オリジナルしおり付き】「絵本戦争 禁書されるアメリカの未来」(著・堂本かおる)

通常価格 ¥2,970
通常価格 セール価格 ¥2,970
セール 売り切れ
税込 配送料はチェックアウト時に計算されます。
※キャンセル、配送先変更等に関してはよくある質問のご一読をお願いいたします。

アメリカではいま、保守派による禁書運動が暴走している


黒人、LGBTQ、アジア系、アメリカ先住民…マイノリティを描いた絵本がなぜ禁書されてしまうのか。
NY在住ライターが禁書となった数々の絵本を通して見る、アメリカの姿。

 

非営利団体「ペン・アメリカ」によると2023-2024学校年度に、前学校年度の2.7倍にあたる4231種類の本が禁書指定された。アメリカでいま、何が起きているのか。

この禁書運動は2021年に突如として始まった。ターゲットになっているのは、禁書運動を推進する保守派の親や政治家が理想とする<古き良きアメリカ>にとって都合の悪い、子ども向けの本たちだ。

黒人、LGBTQ、女性、障害、ラティーノ/ヒスパニック、アジア系、イスラム教徒、アメリカ先住民……8つのトピックにわけて、禁書運動の犠牲となった数々の絵本を一冊ずつ見ていくことで、マイノリティの苦難の歴史と、その中で力強く生きる姿、そして深刻化している政治的な対立<文化戦争>の最前線を知る。トランプの大統領再選が決まったいま、必読の一冊。

 

【目次】
まえがき
第一章 黒人
   ・禁書運動の始まり 「1619プロジェクト」
   ・差別を描くと人種の分断を招く?
   ・Black Lives Matterと公民権の絵本
   ・差別と戦った黒人偉人伝も禁書指定
   ・黒人の髪や肌の絵本も禁書
   ・はじめて黒人の主人公が描かれた絵本
【コラム】禁書推進派の運動① 保守系保護者団体「マムズ・フォー・リバティ」
第二章 LGBTQ
   ・ママ、もしくはパパがふたり
   ・動物が主人公なのには理由がある
   ・トランスジェンダーの絵本も禁書に
   ・ステレオタイプを問い直す絵本
   ・レインボーフラッグと三人称
   ・同性婚を理由に禁書となった多様性
   ・宗教右派による絵本もある
【コラム】性教育の絵本
第三章 女性
   ・職場で戦う女性たちの絵本
   ・ガールパワー!
   ・アフガニスタンの女の子
第四章 障害
   ・バリアフリーを勝ち取った少女
   ・障害との向き合い方を伝える絵本
   ・さまざまな発達障害の絵本
【コラム】禁書推進派の運動② フロリダ州知事とディズニーの戦い
第五章 ラティーノ/ヒスパニック
   ・移民の子どもたち
   ・国境を超えるということ
   ・バイリンガル絵本が禁書になる理由は?
【コラム】禁書推進派の運動③ テキサス州で作られた禁書法
第六章 アジア系
   ・正しく呼ばれない名前
   ・アジア系の美しい目
   ・世代の壁を飛び越える絵本
   ・複合的なマイノリティ
   ・日系人強制収容所の愛の物語
第七章 イスラム教
   ・イスラム難民一家の苦難
   ・アラビア語・ヒジャブ・ラマダン
【コラム】歴代大統領・選挙・憲法の絵本
第八章 アメリカ先住民
   ・石油パイプラインに汚される土地
   ・子どもを番号で呼ぶ学校
   ・政府に左右されてきた居住地
   ・先住民の伝統食 フライブレッド
【コラム】禁書反対派の対抗
あとがき


試し読みはこちら▽

なぜ黒人たちの髪をテーマとした絵本『ヘア・ラブ』が禁書になるのか

オスペンギンのカップルが、子どもを育てる絵本『タンタンタンゴはパパふたり』も禁書に

「どこから来たの?」と聞かれ続ける移民のルーツ

 

商品 【絵本リスト付き】「絵本戦争 禁書されるアメリカの未来」(著・堂本かおる)
発売

2025年1月28日

発送

2025年10月下旬
以降はご注文より3日前後を目安に順次発送

価格 2,970円(本体2,700円+税)
仕様

四六判/200ページ

送料
500円~
発行 太田出版

 

  • 本書詳細は太田出版ウェブサイトQJWebでご案内します。
  • 配送料は購入手続き時に計算されます
  • 第三者への転売、オークションでの転売等は禁止致します、ご了承ください
詳細を表示する